腎炎

ぼんごさんの入院生活:ぼんごさんはこう思った

ぼんごさんにとって、こども病院での生活はその後の人生観を大きく方向づける出来事だった。こども病院では、看護師さんも先生もとても穏やかで物静かで、こどもたちは優しく扱われていた。みな、なにか大切な役目を課された貴人のように大切にされていた。そ...
腎炎

ぼんごさんの入院生活 夜

病院では、夜八時に消灯になった。看護師さんがおやすみと言って部屋の電気を消して、そのあとはこどもたちだけで夜を過ごした。ぼんごさんは布団にくるまって、大好きな布を顔に当ててにおいをかぎながら、目をつむって眠りが来るのを待った。病気でも昼のあ...
腎炎

こども病院:ぼんごさんとこどもたち

こども病院にはこどもたちがいた。ぼんごさんがいた病室にもだいたい8人くらいのこどもたちがいた。みんなパジャマを着ている。3~4歳のこどもから13歳くらいのこどもがいた。ぼんごさんの治療はこれまでと変わらず、基本的にベッドの上でじっとしている...
最近のぼんごさん

ぬの

ぼんごさんは布を愛している。家にいてくつろいでいる時はたいてい布を手にしている。 安心毛布とか、ライナスの毛布とか呼ばれるやつだ。物心ついたときからそばにある。布が先かぼんごが先かわからないくらい一心同体となっている。家ではもちろん、入院し...
腎炎

こども病院というところ

4歳の終わりから、ぼんごさんの身体の中ではアレルギー性紫斑病と紫斑病性腎炎が併発の状態にあった。ぼんごさんは入退院を繰り返す生活を送るようになる。入院の前には体のいろいろな変調がおきた。最初は風邪のような感じらしい。アレルギー性紫斑病では血...
腎炎

腎炎

アレルギー性紫斑病(IgA血管炎)から紫斑病性腎炎を併発。紫斑病性腎炎は、免疫機能が正常でないことがきっかけで血中の老廃物が排出されにくくなる病気。この紫斑病性腎炎を、普通の状態から段階的に整理してゆく。
腎炎

紫斑病(特発性血小板減少性紫斑病、アレルギー性紫斑病)

0歳で特発性血小板性紫斑病、3歳からアレルギー性紫斑病(IgA血管炎)になったぼんごさん。入院時の様子とその後腎炎に移行していくまで。特発性血小板減少性紫斑病は寛解しましたが、アレルギー性紫斑病(IgA血管炎)はその後腎炎に。
ぼんごさんという人

病気のことを他人に話すこと

ぼんごさんは腎炎を持っている。パニック障害もある。でも知る人は少ない。自ら病気のことを他人に話すことがほとんどないからだ。他人に病気のことを話そうが話すまいが体調は不安定で、まってくれない。体調を崩して友達との約束を急に破ることや、誘いを断...
ぼんごさんという人

ぼんごさんという人

ぼんごさんは4歳の時から腎臓が悪く10代でパニック障害にもなった。抗不安薬を飲みながら日々を過ごす。病気を理由に助けられることを望まない、無理をしながら生きている不器用な人。
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