2021-07

腎炎

ぼんごさんの入院生活:看護実習のお姉さん

長い入院生活の間、ぼんごさんのところへ看護実習の学生が来ることがあった。だいたい2週間くらいいて、実習を兼ねて身の回りのことを色々世話をしてくれた。 ぼんごさんは入院に慣れた子供だったし、長く入院することがいつものことだったから、看護実習の...
最近のぼんごさん

東京オリンピックはじまる

いろいろあった東京オリンピックが本当にもう始まる。いろいろありすぎて熱狂的に盛り上がる気分は全くないけれど・・・。この大会のせいで感染が広がった、なんてことが起きたら日本人として悲しい。 体操 今大会に熱狂できないのは完全にコロナのせいであ...
腎炎

ぼんごさんと小学校:あみ事件

小学校に通いながらも年に数回は入院生活もしていたぼんごさん。学校の授業が断続的になることは避けられなかった。入院から帰って来た時などは最近の授業の経緯が良くわからず、授業に慣れるのに時間がかかることもあった。 あみ いつものように入院から学...
腎炎

ぼんごさんの入院生活:血漿交換

看護師さんがベッドの横で言う。「3、2、1、はい」だんだん気が遠くなっていって、ぼんごさんの記憶はだいたいこの辺で終わる。んがっ、と気を取り戻すといつもの病室にいるのだ。時計の針が4時間くらい進んでいた。 ぼんごさん自身が覚えている血漿交換...
腎炎

ぼんごさんの入院生活:ぼんごさんと主治医

腎臓の先生は優しい先生ばかりだった。 先生の記憶 先生にいやなことを言われたりされたりした記憶はないし、ぼんごさんも反抗的になったりすることはなかった。どの先生も優しく諭すようにぼんごさんに話をしてくれていた。いまにして思えば、それはぼんご...
腎炎

ぼんごさんの入院生活:ぼんごさんと音楽(クラシック)

入院生活には娯楽がなかった。とくに、音を発する娯楽が少なかった。テレビはもちろん、ラジオもなかった。 あるときお母さんが「コロカセ」を持ってきてくれた。立方体のちいさなラジカセの一種で、ピンク色で角がちょっと丸い、かわいらしい形をしたやつだ...
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