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パニック障害

ぼんごさんと高校:めまい(パニック障害)

ぼんごさんの発作には、いくつかの症状がある。 めまいもそのひとつだ。 めまいとは めまいにはいろいろなタイプがある。ぐるぐる回るタイプ、ふわふわ浮く感じのタイプ、くらっと頭が揺れるようなタイプなどなど。 原因にもたくさんの種類があって、耳に...
パニック障害

ぼんごさんと高校:吐き気(パニック障害)

ぼんごさんの発作には、いくつかの症状がある。 急に吐き気をもよおすこともそのひとつだ。 お腹が気持ち悪くなり、胃が勝手に動きだすようで、お腹の中に渦巻いていたなにか呪わしいものが、食道を伝って身体の内側から体外へあふれ出してくるような感じ。...
パニック障害

ぼんごさんと高校:発作が起きる場所(パニック障害)

はじめて発作を起こしたのは電車の中だった。それからは、電車の中で何度も何度も発作を起こした。 この発作の原因はまったく謎ではあったが、電車に乗っているとき、とくに降りる駅に近づいてきている数駅前あたりが危ないということを、ぼんごは嫌でも理解...
パニック障害

ぼんごさんと高校:不安(パニック障害)

ぼんごは通学途中にたびたび体調を悪くした。なにか特定の事象への反応ということではなくて、いきなり謎にやってくるもので、自分自身、この発作がなぜ起きていて、どうすれば回復するのか、どれくらいで去ってゆくのか、これ以上ひどくなるとどうなるのか、...
パニック障害

ぼんごさんと高校:電車(パニック障害)

腎炎を発症してから12年くらいか。ぼんごはしれっと高校生になっていた。 謎の発作 腎炎の容態は落ち着いていて、このころには数か月に1度の頻度で腎内科に通えばよい生活が続いており、寛解は継続していて、腎臓に負担のかかる類の生活の激変のようなこ...
ぼんごさんと高校

ぼんごさんと高校:発作(パニック障害)

窓の外は流れる住宅地。目まぐるしく次から次へ変わる景色。壁、看板、木々、家、ビル。 ドアが開く音。友達の話し声。発車のベル。 時間にして15分くらいの、いつもの電車のいつもの風景。普段と同じ、登校の一場面だった。 だったはずだった。 はじま...
ぼんごさんと中学校

ぼんごさんと中学校:記憶にございません

卒業式のことは記憶にないらしい。だが、卒業式の後の出来事はよく覚えている。 記憶をポイする 人間は思い出とともに生きる。それと同じくらい忘れながら生きる。 記憶するのも忘れるのも人間のなせるわざで、努力すれば意図的に覚えていたり忘れたりする...
最近のぼんごさん

ぼんごぶろぐ一周年

ぼんごぶろぐも、開設してはや一年となりました。一年間、お読みくださりありがとうございます。 ぼんごぶろぐでは、腎炎にパニック障害にとぐるぐる回りながら生きてきたぼんごの気持ちを整理しつつ、その生き方はきっとどこかの誰かを勇気づけると信じて書...
最近のぼんごさん

母という存在(文:ぼんご)

blogもほぼ中学の終わりまでやってきた。この頃は母との関係の変化を多く感じたところだった気がする。そして実に25年以上私と母の関係は遠かったことを思い出した。 理解し合わない関係 私の腎炎が寛解を迎え思春期に入った頃から、母と私の関係は希...
ぼんごさんと中学校

ぼんごさんと中学校:ピアス

15歳になったころには、体調が良ければ少し遠い町へ遊びに出かけることも増えていた。遠いといってもせいぜい電車で1時間くらい。 街 大きな町は楽しかった。街へ出ると、いろんな服に見とれては、自分もあんなのを着てみたいと願った。 お金がないので...
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