ぼんごは趣味は読書と言っていますが、今年読めた本の数は20冊以下。漫画はもう少しあるけどすくないなぁという思いしかない。
読みたいという気持ちはあったのだが、体調が悪く集中できなかった。
今年も体調があまりよくなかった。
本をよく読むと理解したのは小学校の時。読書カードという読んだ本を書くカードがあって、私が読んだ本の数はダントツだった。図書館が大好きで、暇があったら本を借りてよんでいたし、入院中も暇な時間が多かったので本を読んで空想にふけっていた。当時大好きだったのはコバルト文庫の氷室冴子作品。「なんて素敵にジャパネスク」が特に好きでお小遣いはいつも本に消えていった(こちら漫画もあったのでそれも買ったり)
中学生になってからは児童書から通常の文学本を読んでいた。以前のblogにも書いたかもしれないが遠藤周作の「さらば夏の光よ」に衝撃を受けて、人生は残酷なんだと理解。ここから遠藤周作、吉川英治、司馬遼太郎の歴史文学、高村光太郎、萩原朔太郎の詩集も読み始める。
高校に入るとあのなんともいえない泥沼最悪人生期が訪れて、そうなると太宰治にハマるのが常なのか太宰LOVE人間失格になってしまい、派生して芥川龍之介、坂口安吾、安部公房、谷崎潤一郎などを。太宰はなんども読み直して、色々とこじらせていた。
大学は日本文学科とかいう就職に融通のきかない学科に入学。
埴谷雄高とかドストエフスキーとか難解で眠りそうなものを読まなきゃいけないしで、1冊にかける時間がバカ増。またこんな学科にくる愛すべき方々の紹介でジャンルの幅が大広がり。本格ミステリを急に読みだして驚く。ちなみに卒業論文は重松清と三島由紀夫の比較論(今考えると理解不能、教授はよく許してくれた!)
卒業後は重松清と渡辺考共著「最後の言葉」にて何度目かの衝撃を受ける。(※この本は若い方に読んで欲しい。そして戦争がいかに悲しいものかを知ってほしい)そこからルポにハマる。井田真木子が特に好きでほぼ読破。また本橋信弘・中村淳彦・鈴木大介等の女性と貧困ルポを読むようになった。
ざっと読書遍歴を書いてきたがかなり王道だと思う。
それなのにここ数年ちっとも読めなくなってしまった。暑いし気が散る、集中できない。
体調が悪くて読む気になれない。体の不調とは酷いものである。しかも。SNSが普及した弊害で脳がスマホ脳?になってバカになっているのがわかる(私だけかもしれないけど)スマホがあれば辞書もひかないし、ニュースも要約されているし、考えることが異常にすくなくなってしまった。なんとなくボケてきたような気もするのだ。怖い。
読む本の数が多いからいいことは、よく国語力がつく文章能力があがるとか言われているが、こんな文章しか書けていないから私の場合はちっともだったことがわかる。
それでも本を読んで自分の感想を持つことで、戦争の残酷さや、貧困の身近さを学ぶことができた。
本を読まないと心がやせ細っていくようだ。
SNSの極論に騙されそちらの方向に流されそうになる。怖い。
考えることの放棄。病気はそんなことにまで影響するのだから恐ろしいものです。
さて駄文はこの辺までにしておいて。
今年の春に大学時代からの友人が自ら命を絶ちました。
彼は心の病を抱えていたのですが、その発端は氷河期世代にブラック企業で受けた過重労働とパワハラでした。約20年経ってもその後遺症が残り苦しみ続けていたのです。
社会が体や心を蝕み、命まで奪うことがあるのは悲しみしかありません。
私にはどうすることもできなかったのですが、そういう人が身近にいることを知る、そして自分の頭で考え理解するということを今以上に実践したいと思います。
その一端として読書をもう少しするということを考えたのでした。
今年も色々なことがありました。こんな自分に話しかけてくれるみなさまには感謝しかありません。ありがとうございます。
皆様の心と体が少しでも軽くなることを祈っております。
ぼんご

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