ぼんごさんと高校

パニック障害

ぼんごさんと高校:ぎりぎりでいつも出席していたいから

あれは高校2年生のこと。パニック障害の症状が一番ひどかった時期のこと。 ぼんごの就学態度がおかしい、ぼんごの体調がおかしい、ということはもはや学校中の常識になっていたらしい。いつも目が半開きで眠そうで、何事にもやる気がなく、表情はうつろで、...
パニック障害

ぼんごさんと高校:保健室の先生

パニック障害の発作(診断がくだるのはまだまだ先のこと)が起きたとき、ぼんごは保健室に避難することが増えた。 保健室の先生は若い先生で、ぼんごに優しく接してくれる人だった。 安心できる場所 症状が出てから保健室へ行くわけだが、気持ち悪さ、腹痛...
パニック障害

ぼんごさんと高校:学校

謎の体調不良を抱えて高校生活を過ごしたぼんごさんの、ありがちな学校生活はこんな感じだった。体調不良のために学校生活が上手くいかない、のだが、そもそも学校にたどり着くこと自体が難事だったのだ。 学校へあと少し 朝は普通に起きて、家族と同じ時間...
パニック障害

ぼんごさんと高校:見えない敵(パニック障害)

謎の体調不良を明確に認識していた高校生のぼんご。学校へ行く代わりに、何度も病院に行った。 Sabotage 朝、制服に着替えてから、すこし遅れて登校すると親に伝えたあと、両親が仕事に出払うのを確認してから保険証をこっそり持ち出して、制服のま...
パニック障害

ぼんごさんと高校:パニック障害が与えた影響

高校に入って1年間、ぼんごはは新しい環境に慣れる努力をした。 腎炎は寛解を迎えて何をしても良いと言われており、普通の一員に混じって暮らし始めたものの、壁のない生活のなかで、いったい自分に何ができて何ができないかを再度定義するような時間だった...
パニック障害

パニック障害とは

結論から言えば、ぼんごは高校生になってから「パニック障害」という病気を発症していた。(参考:厚生労働省:パニック障害・不安障害) パニック障害とは パニック障害というのはこころの病気のひとつだ。その症状は突然やってきて、ぼんごが経験した症状...
パニック障害

ぼんごさんと高校:体調不良(パニック障害)

高校に通い始めて半年くらいか。ぼんごはよく体調を崩すようになっていた。 吐き気、めまい、息苦しさ、動悸、力が入らない、といった症状が急にやってきてはぼんごを襲った。よく症状が出た場所は電車で、次いで教室で起こった。 これらの症状は、出始めた...
パニック障害

ぼんごさんと高校:力が入らない(パニック障害)

ぼんごさんは基本的にいつも緊張している。 外見上とくに緊張している風ではないが、見えないところでいつも力が入っていて、何もしていなくても、肩、腰、首、のような凝りやすい部分がいつも凝っている。 日常の緊張 ぼんごさんは日常生活レベルの活動で...
パニック障害

ぼんごさんと高校:動悸(パニック障害)

胸の高鳴りを感じる、胸がドキドキする、なんて言葉がある。 いずれも、心地よく鼓動が高まっている状態のこと。楽しいこと、嬉しいこと、または武者震いするようなことが眼前に起きていて、心臓の動きがそれらの事柄によって活発になっている、良い状態なの...
パニック障害

ぼんごさんと高校:息苦しい(パニック障害)

発作になると「息苦しさ」も症状となる。 いくつもある発作の症状のうち、この症状は苦しさの度合いが高く、苦しくなるまでの時間も早いので、一番つらいのでは、とぼくは想像している。 人間だれしも、緊張や心配で息苦しさを覚えることはあるでしょう。 ...
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